World of Warcraft 中国版 - 最新拡張パックでガイコツの画像が修正対象に -

 世界で最も多くの人にプレイされている人気MMORPGの「World of Warcraft」(WoW)の最新拡張パック「Wrath of Lich King」が中国で展開される際に、
当局の指導によって今回の拡張パックのメインコンセプトのひとつである「ガイコツ」の画像が大幅に修正されることがわかり、中国のWoWファンの間で物議を醸している。

↓あのアンデッドの王でさえ当局の前にひれ伏すことになるというのか・・・

 修正対象となっているガイコツの画像は、そのまま削除されたり他の無難なアイテム画像に差し替えられているほか、赤い血しぶきの表現が全て緑に変更、スカルドラゴンなども立派に肉付けされたり、屈強そうな紫色の肌を持つトロルがなぜか色白のおとなしそうな姿になっているなど、かなりのボリュームの変更が行われる模様だ。



※その他の変更点についてはこちらのサイトで詳しい比較画像を見ることができる。

 机の上にあるガイコツが小麦袋に変えられているのを見た中国のWoWファンの中からは、当局はWoWをディズニーの世界に変えたいと思っているのか?との声や、肝心の「Lich King(アンデッドの王)」はどうなっちゃうの?と心配する声もあがっている。

 もっともこういった変更はこれまでの拡張パックの時にも実施され、そのときにはゲーム内のほとんどのアイテムの画像が単なる箱の画像に差し替えられ「World of Boxes」などと揶揄されたことがあり、その後すぐにこの変更を無効にするパッチが有志によって作られた経緯もあることから、今回も同様になんらかのパッチが出回るのではないかという見方も強い。

 World of Warcraft -Wrath of Lich King-は、今月31日にNetEaseより中国市場でサービスが開始される予定となっている。

情報ソース:Pics: What’s Changed in Chinese Version Wrath of the Lich King -- chinagame.178.com