高難易度のストIVコンボを片手で決めてしまう動画
「Project Dolphin」というバンドでゲーム音楽の創作活動を行いながら、ストVIなどの人気格闘ゲームのビデオをYouTubeにアップロードし続けているゲーマーのDeskさんによるストVI高難易度コンボ動画。
圧巻は後半の片手によるプレイ動画で、まるでそれぞれの指が別の生き物であるかのような鮮やかなスティックさばきは一見の価値アリです。
映画館でパックマンをやってみた
ゲームをテーマに動画創作活動を行っているアーティスト Guillaume Reymond 氏の「Game Over Project」で、活動5周年企画としてパックマンのストップモーション動画が公開され話題になっている。
この動画、映画館の席のひとつひとつをゲーム画面のドットに見立て、人がそれぞれ様々なカラーのTシャツを着てゲームの動きを表現するというパフォーマンス。2分程度の動画ながら合計111人を動員し4時間をかけて撮影したという非常に手の込んだ作品となっているので是非見てみてほしい。
NOTsoNOISY : Créations, événements participatifs, formation,… – NOTsoNOISY Guillaume Reymond
Gears of War 3のチャリティイベントで1350万円の募金が集まる -Carmineの運命やいかに?-
来年4月に発売が予定されているXbox360用のアクションゲーム「Gears of War 3」のチャリティイベントで、開催期間中に合計15万ドル(約1350万円)の募金が集まっていたことが明らかになった。
このイベントは、本作に登場予定の人気キャラクターCarmine四兄弟の長男である クレイトン・カーマインの運命をプレイヤーの投票によって決めようというもので、プレイヤーは「Carmine Must Die(カーマインに死を)」と「Save Carmine(カーマインを助けて)」という2つのデザインのTシャツ中からひとつを選んで購入しその意思を示すことになる。
Tシャツは80マイクロソフトポイントで買えるアバター用衣装、および20ドルで買えるリアルバージョンが用意され、どちらがどれくらい売れたかといった具体的な数字は明らかになっていないが、募金総額から推察するに少なくとも数万アイテムが売れた計算になる。
↓このジャギ様似のごつい兄ちゃんの運命がプレイヤーの手に委ねられている
今回集まった募金は運営元のEpic Games社を通じて、ゲームチャリティ機関の「Child's Play」に寄付されるとのこと。なお、今回の投票の結果は今のところ発表されておらず、おそらく来年4月の発売日にプレイヤーが実際にゲーム内で確認するまでは公開されないだろうという見方が強い。Gears of War 3ファンは是非自分の目でCarmineの運命を見届けてほしい。
情報ソース:http://xboxfreedom.com/gears-of-war-3-campaign-raises-over-150k-for-charity/
※長らく続く円高情勢を鑑み、本エントリーより当分の間、為替レートを1ドル=90円で換算させていただきます。
ドリームキャストさんが11歳の誕生日を迎える
1994年のクリスマス商戦に勃発したプレイステーションとセガサターンの次世代ゲームハード戦争に敗れたセガが、1998年に社運を賭けて市場に投入した「ドリームキャスト」。北米では1999年9月9日に発売されたことから、昨日一部の熱心なセガ・ドリキャスファンの間でささやかな誕生パーティが開かれたようだ。
というのも実はこのドリキャス、日本では2001年3月に製造が終了しているのだが海外では未だに年間数本のペースながら新作ソフトが発売されており、今年も「HYPERTENSION」というホラーアクションゲームのリリースが予定されているなどまだまだ現役ゲームハード機として大活躍中なのだ。
次世代ゲーム機の黎明期を飾った日本生まれのゲームハード機が、こうして海外で今も多くのファンに支えられながら現役で活躍しているのはなんとも誇らしい気がする。是非これからも長生きしていただきたい。そしてお誕生日おめでとう!
ちなみに奇しくもドリキャス発売日のちょうど4年前の1995年9月9日には初代プレイステーションが北米で発売されており、こちらは公式サイトで華々しく15周年が祝われている。
情報ソース:http://hewreck.com/happy-birthday-dreamcast-pic/
関連エントリー:米Amazonが"新品未開封"のドリームキャストを大量放出 - 海外ゲーム情報ななめ読み
iPad が代数学の教科書に大変身 - カリフォルニア州の中学校 -
アメリカ・カリフォルニア州の中学校で、Appleの人気タブレットデバイス iPad を代数学の教科書代わりに使うという面白い実験が行われています。
この実験は、カリフォルニア州内の4つの中学校に通う中学2年生の中からランダムに抽出した400名にiPadを配布、他の生徒は従来どおりの書籍タイプの教科書を使ってそれぞれ代数の勉強を行い、半年後および1年後にどのような学習効果の差が出るかを調べるものになっています。
↓iPadを使えばPeterも数学が大好きになるかも?
iPadを配られた生徒は、400以上もの授業のビデオを自由に閲覧して復習できたり、ホームワークコーチというアプリでアニメで宿題のサポートを受けることもできるとのこと。もし自分が中学生のときにiPadなんかもらったら、勉強そっちのけで授業中にゲームアプリにはまってしまいそうですが・・・第一回目の実験結果は来年の1月に集計されるとのことで、果たしてどのような効果があるのかちょっと楽しみです。
エアコン、ATM、車、レゴブロックで作るとんでもマシーンたち
デンマーク生まれのブロック玩具「LEGO(レゴ)」。色鮮やかなブロックを自由に組み合わせてなんでも作ることができるおもちゃで、子供から大人まで世界中の人に愛されています。創造力を刺激するアイテムとしてGoogleの社員や音楽クリエイターなどの間にも愛好家が多いとか。
そんなレゴブロックを使ったちょと変わった創作作品がこちらのサイトで紹介されています。
◆バベッジの差分(階差)機関 (Difference Engine)
イギリスの数学者チャールズ・バベッジが考案し、スウェーデンの技師イェオリ・シュウツの手によって1834年に完成された機械式の計算機。現在の計算機の原点です。
◆チェロ
7000個のブロックを使って作った実物大のチェロ。遠目から見るとまったく違和感がありません。
◆エアコン
レゴでエアコンなんていったい誰が思いつくでしょうか!? 作者は先ほどのチェロも作ったレゴアーティストのNathan Sawayaさん。
◆ATM
カードを入れて預け入れ、引き出しが出来るほか、両替機にもなります。3回パスワードを間違えるとセキュリティロックでカードが没収される機能まで!
◆Volvo XC90 SUV
LEGO社とVolvo社の合作だそうで、今もカリフォルニアのレゴランドに展示されているとのこと。
他にもピンボール台や望遠鏡、ピアノなど、レゴで作ったとんでもマシーンが続々登場。続きはこちらからどうぞ。
情報ソース:8 Incredible LEGO Mods - The Most Incredible LEGO Models Ever Constructed
北朝鮮製のモバイルゲームをアメリカ企業が運営
アメリカの人気コメディ映画「ビッグ・リボウスキ」 (1998年 原題: The Big Lebowski)、および「メン・イン・ブラック」 (1997年 原題: Men in Black)を題材にした携帯電話向けのモバイルゲームが、北朝鮮科学技術局(General Federation of Science and Technology)のプログラマーによって開発中であることが明らかになった。
ビッグ・リボウスキを題材にしたものがボウリングゲームになること以外の詳細は明らかになっていないが、ゲームの供給先がタイムズ・20世紀フォックス・FOXテレビジョンなどを傘下におさめる巨大メディア企業のニューズ・コーポレーション(News Corporation Ltd.)であることがわかり物議を醸している。
今回開発を行うのは前回のエントリーでもご紹介したヨーロッパ資本の北朝鮮ソフト開発会社「Nosotek」。国連協定上は特に北朝鮮の企業と国連加盟国の企業が取引を行ってはならないという規則は無いが、近年相次ぐ北朝鮮からアメリカの企業サーバーへのサイバーアタックや、韓国の哨戒艦沈没事件を受けて先月30日にオバマ大統領によって宣言された北朝鮮制裁の強化など両国間の関係が険悪になりつつある中で行われた取引だけに、有識者の間からは独裁政権維持のための新たな資金源になるのではないかという懸念や、アメリカを代表する企業としての倫理観を問う声もあがっているという。
北朝鮮のソフト開発企業は、高い技術と低賃金を兼ね備えた世界有数のコストパフォーマンスに優れた外注先としてヨーロッパ系企業を中心に注目を集めており、政治的関係とは裏腹に今後益々先進国企業との結びつきが強まることが予想される。
情報ソース:Bloomberg - Are you a robot?
関連エントリー:世界で最もコストパフォーマンスに優れたソフトウェアの外注先 - 海外ゲーム情報ななめ読み