動物園にDSを落としてしまった!そのときゴリラの反応は?

 サンフランシスコの動物園で少年が誤ってゴリラ園にNintendoDSを落としてしまったそうです。結果はご覧の通り。人間がプレイしている姿とそっくりですよね。

ドンキーコング絶賛プレイ中!?

情報ソース:When A Nintendo DS Was Dropped Into A Gorilla Cage

トロント市長選挙の前哨戦がFlashゲーム上で勃発 -Mayer Munch-

 今年10月25日に予定されているカナダ・オンタリオ州トロント市長選挙で、立候補者たちを模したアバターで遊ぶパックパン風のFlashゲーム、その名も「Mayer Munch」(市長を喰らえ)がインターネットに登場し話題になっている。

 このゲームを公開しているのはトロントを拠点に広告事業を展開しているワンストップメディアグループ社で、普段あまり選挙に関心が無い若い層、特に18歳から34歳の若者に向けて少しでも選挙に興味を持ってもらいたいという目的で今回のゲームを考案したとのこと。

 インターネットユーザーからの反応は上々のようで、サイト上で公開されている使用率ランキングでは先月行われた世論調査で人気最下位の結果となったロッコ・ロッシ氏がトップに躍り出るなど、普段なかなか見えてこない若者が持つ各候補者への印象が明らかになり各界から注目を集めている。

 また、候補者の中には早速このゲームをプレイして、今回の市長選を人気アクションゲームの「Gears of War」に見立てたコメントを若者に向けて発表するなど若いゲームプレイヤー層を意識した動きを見せる候補者も出てきており、今回の選挙で見込まれている28%の浮動票をめぐってゲーム上で各候補者による激しい前哨戦が繰り広げられている模様だ。

 今回の選挙は果たして世論調査と同じ結果となるのか、あるいは本ゲームが影響して大きく結果が変わるのか、今後の動きに注目したい。
 
Mayer Munch : http://www.playonestop.com/
※ゲームプレイにはアカウント登録が必要です

情報ソース:Online video game parodies Toronto mayoral race | The Star
参考情報:Blog da Nikka -

ちょっとコワイ、でも見てみたい、キャラクター解剖アートの不思議な世界

 スーパーマリオやキティちゃんなどの人気キャラクターをテーマに解剖図を描いているアーティストJason Freenyさんの作品集。

 小学生の怪談話で必ずといっていいほど出てくる理科室の人体解剖模型ですが、こんな模型があったらもっと理科が好きになりそうですね。続きはこちらのギャラリーからどうぞ。

MOIST PRODUCTION.COM

X PRIZE 財団によるエコカーコンテストのグランプリ作品が決まる

 民間企業による月面探査ロボットコンテストやメキシコ湾岸の流出原油除去アイデアコンテストなど、ユニークなコンテストを主催することで知られる非営利団体「X PRIZE 財団」が実施していたエコカーコンテスト「Automotive X PRIZE」の最優秀作品が16日決定した。

 このコンテストは、アメリカの安全基準および排ガス基準をクリアしながらガソリン燃費換算で100MPG (42.5km/L)以上の性能を実現する自動車で、さらに他の市販車と同様の拡張性を持ち、コストパフォーマンスに優れ、2014年までに年間10,000台以上の生産計画で実際に販売が開始できるプランという非常に厳しいレギュレーションのもとで行われ、合計136の自動車開発チームが参加し約30ヶ月をかけて選考が行われた結果、3台がグランプリに選ばれ賞金の1000万ドル(約9億円)を分け合った。

グランプリに選ばれた車は次の通り:

チーム:Edison2 (アメリカ)
車:Very Light Car #98 号
燃費: 43.5km/L
燃料:バイオエタノール燃料 E85(エタノール85%/ガソリン15%混合)
 

 
軽量化に徹底的にこだわり約370kgという超軽量の車体重量を実現している点が高く評価された。市販化の際には自動車重量税の節税効果も大きく、二酸化炭素排出量の少ないバイオエタノール燃料で環境にも貢献できる車として期待できる。

チーム:Li-ion Motors Corp (アメリカ)
車:Wave II 号
燃費: 79.5km/L(ガソリン燃費換算)
燃料: 電気
 

 
車体素材にアルミニウムを採用し、リチウムイオンバッテリーを搭載しながら約980kgという電気自動車では最軽量レベルの車体重量を実現、79.5km/Lという燃費の良さと、0-60マイル(約100km)加速で14.7秒と高いパフォーマンスを両立している点が評価された。

チーム: X-Tracer Team Switzerland (スイス)
車:E-Tracer #79 号
燃費: 87.3km/L(ガソリン燃費換算)
燃料: 電気
 

 
2輪タイプのエコカーで、低速走行時にはサイドに補助輪が出てバランスが取れるようにデザインされている。車体重量は約650kg。0-60マイル(約100km)加速6.6秒とスポーツカー並みのパフォーマンスながら燃費は87.3km/Lを実現、現行のビッグスクーターに取って代わる存在になるかもしれない。

 今回グランプリに選ばれたチームはこれからアメリカの工業・エネルギー業界の専門家の支援を受けながら販売に向けて具体的な開発および生産体制の構築に入るとのことで、数年のうちに実際に販売が開始されると見られている。

 今回は日本のチームが選ばれていないのは少し残念ではあるが、これらのエコカーが数年後にどのようなかたちでお目見えするのか楽しみにしたい。

Automotive X PRIZE : Progressive Insurance Automotive XPRIZE
参加チーム:XPRIZE
情報ソース:Three wicked cool car teams split $10M X Prize for advanced, fuel efficient vehicles

ゲーム開発で科学技術創造立国を狙うアメリカ - National STEM Video Game Challenge -

 アメリカ・オバマ大統領は16日、科学技術創造立国政策「Educate to Innovate」の一環として、ゲームをテーマにしたキャンペーン「National STEM Video Game Challenge」を実施することを発表した。

 このキャンペーンは、国家の科学レベルのバロメータであるScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Math(数学)の4つの学問(STEM)をゲームを通して若い人たちにもっと身近に感じてもらおうという目的ではじめられるもので、国内のゲーム開発者を対象に、小学4年生以下の子供向けにSTEMに興味を持つきっかけとなるような携帯ゲームを開発してもらう「The Developer Prize Challenges」部門、国内の小学5年生〜中学2年生の全生徒を対象に、STEMをテーマにした画期的で面白いゲームを企画してもらう「The Youth Prize Challenges」部門の2つの部門からなり、優秀作品には賞金が贈呈される。作品のエントリー受付期間は2010年10月12日から2011年1月5日まで。

 オバマ大統領の肝いりで始まったこの政策には、中国やインド、韓国などが猛烈な勢いで科学技術分野で若い優秀な人材を輩出するようになってきている一方で、アメリカ国内の若者の間ではSTEMへの関心が薄れてきており、世界一の科学技術国としてのアメリカの地位が危ぶまれてきているという背景もあるようだ。

情報ソース:Joan Ganz Cooney Center - National STEM Video Game Challenge

FPSゲーマーは判断力に優れていることが判明

 野球やバレーなどの球技系のスポーツをたしなむ人は動体視力やとっさの判断力に優れているとよく言われるが、ゲームの世界でも同じことが言えることがわかった。

 これは、米・ロチェスター大学のDaphne Bavelier教授が率いる心理学研究グループの実験で明らかになったもので、FPS(第一人称視点で遊ぶアクションシューティングゲーム)をやりこんだプレイヤーは他の人に比べて判断力に優れ、日常生活でのマルチタスク処理、自動車の運転、細かな文字の読解、人ごみの中での友人の追跡、街中での方向感覚や地理感覚などの様々な場面において優れた能力を発揮するという結果が出ている。

↓とっさの判断が生死を分けるFPSをプレイすることで知らず知らずのうちに判断力が訓練されるのだろう。

 今回の実験は、普段あまりゲームをプレイしない18歳から25歳までの若者数十人を対象に2つのグループにわけ、一方のグループを激しいアクションが要求される"Call of Duty 2" や "Unreal Tournament" などの人気FPSゲームを、もう一方のグループにはスローテンポで進行する生活シミュレーションゲームの"The Sims 2"をそれぞれ50時間ずつプレイしてもらい、その後に教授らが用意したテストで個々の判断力を測定するという方法で行われた。

 テストは、スクリーン上をランダムに動くポインタを捉える能力や、雑音の中で特定の音の変化を聞き分けられるかなどの内容で行われ、その結果、FPSゲームをプレイしたグループはもう一方のグループに比べて平均で25%高いスコアを記録したとのこと。

 昔はよくゲームなんてしてないでもっと外で遊びなさい!なんて親に怒られたものだが、これからはシミュレーションなんてしてないでFPSをやりなさい!と言われる日が来るのかもしれない。

情報ソース:Video games lead to faster decisions that are no less accurate | EurekAlert! Science News

闘劇'10 FINALをニコニコ動画が有料ストリーム配信

 いよいよ今週末に開催が迫った、国内および海外の各地方予選を勝ち抜いてきた代表たちが一堂に会して熱いバトルを繰り広げる世界最大規模の格闘ゲーム大会「闘劇'10 FINAL」。

 この大会の様子を、国内最大級の人気動画コミュニティサイトのニコニコ動画が有料ストリーム配信することがわかった。

 これはニコニコ動画ニュースブログで明らかになったもので、司会進行は「ファミ通WAVE」編集長・ルパン小島氏と、タレントの椿姫彩菜さんが担当する。

 予選大会は複数の試合が同時進行することもあるため全ての配信は難しいが、決勝大会は各タイトルとも全ての試合をフル配信する。ニコニコ動画は動画の生ストリーミング配信を専門に取り扱うサービス「ニコニコ生放送」でライブ配信のノウハウを持っており、今回の大会中継配信サービスは今回遠方に住んでいて当日会場に足を運べないファン、特に海外の格闘ゲームファンにとっては朗報といえそうだ。

 視聴料は、9月18日(土)、19日(日)の1日チケットがそれぞれ1500円、両日通してのチケットが2500円となっており、クレジットカードで決済できる。※

※詳しくはこちらのニコニコニュースの記事をご参照ください。

 ストリートファイターIV鉄拳6バーチャファイター5などの人気格闘ゲームで世界各地から集まった強豪たちが繰り広げるトップクラスの試合をパソコンで楽しもう。

ニコニコニュース:http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/09/009072.html
闘劇'10 FINAL : http://www.tougeki.com/

情報ソース:Versuscity