アメリカ版ふたば☆ちゃんねるの専門用語をめぐって管理人と裁判官が面白コントを披露

 日本の巨大コミュニティ掲示板である「ふたば☆ちゃんねる」のアメリカ版非公式姉妹サイトとして有名な「4chan」で発生したユーザーの個人情報流出問題で、このたび4chan管理人の「moot」こと Chris Poole氏に対する参考人質疑が執り行われ、現場でのmoot氏と裁判官との4chan用語(Jargon)をめぐる笑えるやり取りがネットで取り上げられ話題になっていいます。

いくつかピックアップすると・・・(聴取内容の全文はこちらからどうぞ)

裁判官: "b tard" とはどういう意味ですか?
moon氏: ランダム板の住人のことです

裁判官: "peeps" とは?
moon氏: People

裁判官: "new fags" とは?
moon氏: 掲示板を最近使い始めたばかりの新しい人

裁判官: "Rickroll"?
moon氏: 4chan発祥のいわゆるお約束みたいなもので、釣り目的のリンクでRick Astleyのヒット曲「Never Gonna Give You Up」ムービーに飛ばすという技です。
 
裁判官: なるほど、そうするとリンクの件名を見たユーザーがそのページを見ようとしてリンクをクリックするとRick Astleyのムービーが表示されるというわけですね?
moon氏: そうです。
 
裁判官: 彼は歌手みたいなものですか?
moon氏: はい。
 
裁判官: これは何かの冗談?
moon氏: はい。


 
 日本風に言えば、裁判官が「びっくりするほどユートピアとは何ですか?」と質問し、それを2ちゃんねるひろゆき氏が真面目に「気分がふさぎ込んでいる時、落ち込んでいる時に、自分のお尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき、ベッドを昇降しながら大声で唱えると気分が晴れやかになり、部屋にたまっている女の悪霊も退散して幸せになれるという、ありがたいおまじないのことです(キリッ」と答えるようなものでしょうか。

 裁判員に選ばれた人もこんな裁判にあたってしまっては、おもわず笑いをこらえるのに必死になってしまいそうです。

情報ソース:Turns Out 4chan Boards Not As Lawless As They Seem | The Smoking Gun