呪われた恐怖の電話番号・・・10年間で所有者が3人死亡・・・ついに登録抹消へ・・・

 本当にこんなことが起こるものなのでしょうか?ブルガリアの携帯電話番号「0888 888 888」の所有者が10年の間に立て続けに3人も死亡したことを受け、携帯電話会社はついにこの番号の登録抹消に踏み切ったそうです。

 この番号の最初の所有者はブルガリアの携帯電話会社のCEOで、ガンにより2001年に48歳の若さで他界。次に番号を手にしたブルガリアのマフィアのボスは、2003年に暗殺者に銃撃されて死亡。そして最後に番号が渡った麻薬密売業者も、2005年にブルガリアの首都ソフィア市内のレストランから出てきたところを何者かに撃たれて死亡したそうです。

 それから5年間、この番号は、最後の所有者が関与していた巨大な麻薬密売組織の調査の目的で警察によって保持されていましたが、5年経過した今年、ついに登録抹消の運びとなったとのこと。

 もっとも、今回のような派手な並びの電話番号というのは、オークションにかけられているのを大金をかけて落札したり、携帯電話会社の有力者のコネを使ったりなどでしか手に入らない存在なわけで、その番号を持っているだけでなんらかのトラブルに巻き込まれやすいというのは十分うなずける話だと思います。

 電話番号以外にも、メールアドレスやWebドメイン、車のナンバープレートなど、思わぬトラブルに巻き込まれないようにするためにも、普段の生活の中ではあまり数字の並びにこだわらないほうが得策と言えそうです。

情報ソース:Mobile phone number suspended after three users die in 10 years - Telegraph