無責任な大家を探せ!ニューヨークで評判の"悪い"大家のリストを市が公開

 アパートやマンションなどの賃貸物件に入居するときに、その後の住みやすさを決定する重要なファクターとしてまず最初にあげられるのは大家さんの良し悪しではないでしょうか?

 世界中から人が集まってくる超人口過密都市ニューヨークでは、雑誌やインターネットでの紹介物件に1日何百人もが見学に訪れることもあるそうで、このような超貸し手市場にあぐらをかいて、本来大家が責任を持つべき老朽設備の修理や住民トラブルの相談を一切受け付けずに放置したり、借り手に不利な違法契約を強要する悪徳大家が増えているそうです。

 この悪い流れを断ち切ろうと、ニューヨーク市政監督署(Public Advocate)は住宅保全開発局(HDP)に寄せられた住居人からの苦情を集計し、大家ごとの苦情ランキングにしてこちらのサイトで公表しています。またサイト上からも大家に関する苦情を受け付け、大家が各事案に対応して解決するまでは名前を公表し続けるとのことです。

↓公開されている悪徳大家リスト。マップで物件の場所も確認できる。これでやっと尻に火が付く?

 ニューヨークの賃貸物件を探している人や現在ニューヨーク在住で悪徳大家に泣き寝入りしている人にとってはかなり強い味方と言えそうです。

ニューヨーク市政監督署 : http://advocate.nyc.gov/landlord-watchlist