Facebook、仮想通貨を東南アジア地域の実店舗で販売開始

 Facebookは、マレーシアを中心とした東南アジア地域で電子決済サービスを提供するMOL社と提携し、2010年8月1日よりMOLが保有するセブンイレブン、ネットカフェ、オンラインバンクなどの50万にも及ぶ加盟店でFacebookの仮想通貨「Facebook Credits」の販売を開始することを発表した。

 東南アジア地域では、ここ数年オンラインゲームやソーシャルネットワークなどのオンラインサービスの利用者数が急増しているものの、ユーザー層の大半を占める若い世代のクレジットカードの普及率が低く、サービスを通じての課金の難しさが問題となっていた。

 今回のFacebook Creditsの店頭販売開始により、クレジットカードを持たない世代のFacebookユーザーがより気軽に課金タイプのコンテンツを利用できるようになり、またプリペイド型なのでクレジットカードのように使いすぎるという心配も無いため、今回は、利用者・提供者双方にとってメリットのあるニュースと言えよう。

情報ソース:skunkpost.com