バングラデシュ政府、国内からのFacebookへのアクセスを遮断

 SNSサービスFacebookのコミュニティ内で「ムハンマドの似顔絵を描こう」という特定の宗教への差別とも取られかねないイベントが開催され、現在イスラム教圏でFacebookに対する大規模なボイコット運動が起こっている問題で、バングラディシュ政府は国内からのFacebookへのアクセスを完全に遮断することを発表した。

 この騒動を受け国家レベルで特定のWebサービスのアクセスを遮断するのは、先月遮断を行ったパキスタンに続いて2国目。同国内でFacebookを利用しているユーザーは約100万人いると見られており、ユーザーの中からは、Facebook内の該当のページだけ遮断してその他のコンテンツにはアクセスできるようにすべきとの不満の声もあがっている。

 現在イスラム教圏では、国境を越えてこのFacebookボイコット運動が広がっており、今後もパキスタンバングラデシュに続いて同サイトへのアクセスを遮断する国が出てくるのではないかと見られている。

情報ソース:HuffPost - Breaking News, U.S. and World News | HuffPost

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