レゴブロックでよみがえる8bit機の名作ゲームたち -巨大クロスボウを求めて-

 音楽アーティスト集団の Ninja Moped公式サイトで「8-bit Tour」という面白い企画が進行中だ。

 この企画はファミコンなどの8bitゲーム機の名作をレゴブロックによるゲーム画面のコマ撮り(ストップモーション)動画で再現しようという企画で、既に第三弾までのバージョンがYouTubeのNinja Moped公式チャンネルで公開されている。

 どの作品もそれぞれのゲームの特徴が非常によくとらえられており、間に流れるレゴブロックのアートムービーも見ていて飽きない。これだけ緻密なコマ撮りムービーを撮るためにいったいどれくらいの時間を費やしたのか、本業の音楽制作のほうは大丈夫なのかといろいろ心配になってしまうが、今後も隔週のペースで新しい動画を無期限でアップロードし続けるとのこと。

 また公式サイトでは、本企画にちなんだファミコンクイズ大会、YouTubeおもしろコメントコンテスト、音楽ポータル「Spotify」での楽曲再生コンテストなどのユーザー参加型のイベントも実施されている。

 ちなみに彼らの最終目標は、本ツアーでお金を集めてピアノ発射用の巨大クロスボウを作成することだ。

 何を言っているのかわからない人のために詳しく説明すると、彼らの倉庫には現在62台の中古ピアノがあり、これらを100mぶっ飛ばしてフルHDカメラ (1000 fps, 1920x1080)で撮影し、最高にクールなプロモーション動画を撮ろうというピアノプロジェクトなるものが進行中で、8-bit Tourの支援者から集まったお金はクロスボウの制作費に使われるとのこと。

 こんな感じで企画自体が非常にぶっ飛んだものになってはいるが、ビデオ作品自体はすばらしい出来に仕上がっているので是非一度見てみてほしい。

Ninja Moped 公式サイト : ABCServer

YouTube Ninja Moped 公式サイト : Ninjamoped - YouTube