米・アップル社、iPhone/iPod Touch のデザイン特許を取得 -米国特許商標庁 (USPTO) -

Apple社が申請していた同社製品の iPhone/iPod Touch のデザイン特許が、米国特許商標庁 (USPTO) により認可されたことが明らかになった。Apple製品のモバイル・タブレットバイス市場での躍進への大きな追い風となるとともに、類似製品を製造しているメーカーにとっては大きな打撃となりそうだ。

ニュース原文:
http://tech.tbreak.com/2010/04/apple-granted-design-patent-for-iphone-ipod-touch/
特許情報の詳細:
United States Patent: D289873

国立の音楽ファイル無料ダウンロードサイトを創設しよう - イタリア内相の仰天政策 -

ニュース原文:GamePolitics News | GamePolitics

全世界に蔓延し問題となっている音楽コンテンツのコピー問題に寛容な姿勢をとり続けているイタリアのロベルト・マローニ内務大臣(内相)は、このたびあらためて彼自身が日常的に音楽をコピーして楽しんでいることを例に挙げフランスのスリーストライク法※を厳しく批判した。

※フランス スリーストライク法
フランス国内に蔓延るデジタルコンテンツの不正ダウンロードへの対策としてサルコジ大統領自らが推進している法案。著作権侵害を行っているインターネットユーザーが3度目の警告を受けると、裁判所がインターネット接続の遮断、罰金刑、懲役刑などを課すことができるというもの。

Distretto 51 という音楽バンドに所属する現役ミュージシャンとしても知られるマローニ内相は、数年前から「インターネットによる音楽ファイルのダウンロードは、スーパーマーケットから商品を万引きすることと同列に語るべきではない」との持論を展開しており、今回も「インターネット経由での音楽ファイルのやりとりも、我々が日常生活の中で友達に自分が買ったお気に入りのCDをコピーしてプレゼントするのとなんら変わりはない」との見解を示し、世界各地で取り締まりが強化されてきている音楽コピーや不正ダウンロードに対して引き続き寛容な姿勢をとり続けることを表明した。


↑ 内相が所属する音楽バンド Distretto 51 のホームページ。担当パートはキーボード。

この内相の発言に対して、イタリアの音楽業界団体である Federation of the Italian Music Industry (FIMI)は「内相はこの国で起きている海賊版CDによる雇用や経済的な被害をもっと考えるべきだ」と強い不満を示している。

マローニ内相は将来的に、広告スポンサーによってコストを賄いながら国民が音楽を無料でダウンロードできる国立のウェブサイトを設立することを目標に掲げており、今後もこの現役ミュージシャン大臣のユニークな不正ダウンロード対策?と発言に注目が集まりそうだ。